ここはしがない探偵事務所。従業員はたったの三人。
所長兼探偵が一人、秘書という名の家政夫が一人、そしてバイトの助手が一人。
舞いこむ依頼は八割がた、浮気調査か行方不明のペット探し。
けれど残りの二割は、ちょっと変わった依頼内容なのです。
最新話 / 登場人物紹介 / 九重区MAP / あとがき集
依頼その1 『助手は冥探偵』
1 「先生、クライアントの方が見えています」
2 「…依頼は4番ですね」
3 「こういうことが起きている、と」
4 心拍数は一気に上昇した。興奮で。
5 「結婚を間近に(中略)原因なのではと!」
6 「僕は君を愛しているんだ!」
7 犯人、わかっちゃったかもしれない。
8 「愛を持って愛を制す。素敵だなぁ……」
依頼その2 『都市研会長、如月なる子です!』
1 「たのもーーー!!!」
2 いっそ見事なくらいの勘違いっぷり。
3 「「うわーーー!!!」」
4 「後悔すでに遅しだよ、碧乃君」
5 それは意外な事実だった。
6 リアルジェイソンがここに!
7 「『先輩』って呼んでもいいですかっ!?」
依頼その3 『先生の依頼』
1 「だって、訊かれなかったから」
2 「さすがにここまでは考えていなかった……」
3 「随分手際がいいことで」 「それはほら、母さんだから」
4 「君の婚約者は苦労すると思うなぁ……」
5 やばい、それってすごくオカルトチックじゃないですか!
6 「こんな単純なトリックだったとは……」
7 「僕じゃあ、きっとできなかったと思う」
8 「だって、悔しかったんだもの」
依頼その4 『石蕗さんと一緒』
1 「今回はたぶん、碧乃の得意分野だと思うから……」
2 早く出ろ早く出ろ早く出ろ!
3 「石蕗さん。なんでこんなことできるんですか?」
4 恋多き女を地でいく、それが柳原 美羽。
5 「…これでよかったんです。私は、そう思います」
6 私たちはきっと大丈夫だと、そう確信した。
依頼その5 『中栖村神隠し事件』
1 「くぅ〜! そそられますね、この事件!」
2 神隠し、祟り、朱鳥様。
3 「うわっ! ……何これ?」 「布団ですね」
4 そうだよ、この人本の虫だったんだ。
5 「お前、こんなとこで何してんだ?」 「そっちこそ、どうしてここに?」
6 ホラー映画の登場人物って馬鹿ばっかり。
7 ……腹をくくる。ああなんて漢らしい慣用句。
8 「バカバカバカバカヘタレ三十代!」
9 かくして話は冒頭に戻る。
回顧その1 『彼女が来た日』
1 そういえば、あの日も同じように雨が降っていたっけ……。
2 「みどりんと呼んでください」
3 「きっと今頃、金髪のお姉ちゃんたちとヨロシクやってるわよ」
4 僕はなにかを感じた。予感めいた感覚。
5 『いつも見てたよ。これからも、ずっと』
6 ――それはまた、別の機会に。
依頼その6 『天使もしくは小悪魔の訪問』
1 「ちーちゃんちーちゃん! 会いたかったよう!」
2 「…いいですよ」
3 こっっっえええーーーーーー!!!
4 「はいっ! 九重区七不思議その60です!」
5 「つっ……ツチノコ!? 河童!? ングマ・モネネ!?」
番外編
年の始めのパソドブレ 前編 / 後編
キャラ投票記念小説
武勇伝をひとつ (1位 芹川 碧乃)
ある日、公園にて (2位 石蕗さん)
十万打記念企画 『石蕗さんの家政夫日誌』
日曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
コラボ小説:PoP×冥探偵日誌
◆広塚少年の霊感だより
◆水市少年の思い出手記
◆中田少年の襲撃記録
◇九重区七不思議その48・エリア91の怪 前編 / 中編 / 後編
◆望田少女の創作ノート
◆幸橋少女の恋愛手帳
◆小野少年の不思議追加録
◆坂田少女のオカルト被害届
コラボ小説:便利屋×冥探偵日誌
★想イ人、未ダ来タラズ
◇203号室デ逢イマショウ 前編 / 中編 / 後編
★騒グ霊魂、叫ブ女 前編 / 後編
作者 : ◆桃月ユイさま ★柊 真平さま ◇藍川
ネット小説ランキングに参加しています。
この作品がお気に召しましたら、
投票していただけるととても励みになります!